堂々サイズの逸品標本が化石セブンに登場です。モロッコ産、中生代白亜紀の異常巻きアンモナイト、アンキロセラス種です。パーフェクトといって差し支えない、抜群の3Dクリーニングです。
ヘソ部分が見事にクリーニングされています。
手との比較でわかる、この堂々たるサイズ。だんだんと間隔をあけながら凹凸を見せる肋模様は、本標本の特徴です。肋(ろく)とは本来アバラ骨を表す言葉で、アンモナイトの殻に断続的刻まれた脈のことをさします。
ミドルセクションが大変長く、ここも見応えがありますね。真っ直ぐのミドルセクションから急激にグルンと巻く螺旋模様へのラインがダイナミック。
本標本は全体が52センチあるビッグ標本です。ご覧の螺旋部分だけでも、かなり大きく、ここだけで左右は16センチ、上下20センチあります。
圧倒的な厚みを持つのはこの部分。8キロオーバーのほとんどがここの重みではないかと思われるほど、異様に重いのです。ヘソ部分の厚みが1センチであるのに対し、こちらの厚みは何と8センチもあります。
細部にわたって丁寧にクリーニングされた標本です。アップでご覧ください。
美しい螺旋です。
手との比較。異常巻きアンモナイトはそのユニークな形を鑑賞する楽しみがありますが、本標本については、幅52センチの中で表現される厚みのギャップにも注目してご覧頂きたいところです。
掴みにくいほどの分厚さです。
全景です。迫力がある中にも、曲線に表現される優美さがあります。展示の際は、ご覧のように平置きにして安定します。
異常巻きアンモナイトというと、一見病的な変形をしたアンモナイト、といった意味合いに受け取られそうですね。が、そういった意味合いではなく、異常巻きは『正常巻き(いわゆる一般的なアンモナイト)』に対する言葉として認識されます。螺旋部分が互いに接することがない、密に巻かないアンモナイト全般をさして異常巻きというのです。巻き方にはそれぞれ一定の成長方向があることから、規則性があると考えられています。種によって成長方向もさまざまですので、バリエーションが豊富。その形に魅せられて、異常巻きアンモナイト専門のヘビーコレクターもいる程です。
それにしても、50センチを超える魅力的な生物が、これほどの状態で見つかったことは喜ばしいことです。
反対側です。形の良さにおいても傑出しています。3Dクリーニングですので、裏側表側なく逸品標本を展示できます。コレクション品として申し分ない、ダイナミックな異常巻き標本です。
価格:
商品ID:an1020
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:52cm×23cm×厚7.5cm 8380g
商品説明:パーフェクトな3Dクリーニング!異常巻きアンモナイトの逸品標本、50センチを超えるアンキロセラス種
堂々サイズのヘビーコレクター向け標本。
希少な異常巻き標本です。
この商品は売却済みです。
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