こちらは白亜紀後期の海中に棲息していた頭足類の一種、バキュリテスの化石です。直線的な殻を持っていますが、皆さんご存知のアンモナイトと同じ仲間に分類されます。こちらは米国サウスダコタ州産です。ご覧のように見事な縫合線を確認できます。縫合線とは殻表層の骨格が露出したものです。白亜紀後期の頭足類の殻の縫合線は総じて非常に複雑で、菊葉模様に例えられます。
バキュリテスのからはアンモナイトのそれとは異なり、螺旋状に巻かれていません。まっすぐ伸びた棒状のフォルムをしています。断面は楕円形です。
こちらはかなり大きなバキュリテスの部分化石と見られます。
冒頭での述べましたが、見事な縫合線が見られます。バキュリテスは、アンモナイトや、現世のイカやタコなどと同じ頭足類に分類されます。現世のタコは迷路を解くことができるなど、高い知能で知られています。もしかしたら、アンモナイトやバキュリテスも賢い生物だったかもしれませんね。
部分化石ではありますが、かなりの厚みがあります。立派なバキュリテスだったと思われます。
断面は楕円形をしています。
左右9センチほどあります。
100円玉との比較。白亜紀後期の頭足類、バキュリテスの部分化石です。
価格:
商品ID:am2440
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:South Dakota, U.S.A.
サイズ:母岩含め全体9.1cm×6.8cm×厚5cm
商品説明:厚みあり、見事な縫合線が見られます!白亜紀後期の頭足類、バキュリテス(Baculites)の部分化石
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