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グリーンドラゴン! 非常に深みのある緑色を呈する、生物起源の宝石「アンモライト(Ammolite)」の一片/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、生物起源の宝石として知られる「アンモライト」のピースです。「アンモナイト」ではありません。「アンモライト」です。

アンモナイトは、渦巻状の殻を持つ頭足類の仲間を指しますが、アンモライトは、その中でもプラセンチセラス属という特定のアンモナイトの殻が、化石化・宝石化したものを指します。

アンモライトは、北米ロッキー山脈東側の斜面で産出し、主成分はアラゴナイト(aragonite)です。このアラゴナイトは殻の表層に遊色層を形成し、光が当たると薄膜干渉によって、虹色のような美しい輝きを放ちます。

この標本のように、ステンドグラスを思わせるようなクラック模様が入ったものは、「ドラゴンスキン(竜の鱗模様)」と呼ばれ、コレクターの間で特に高い人気を誇ります。


「ドラゴンスキン」とは、日本語で「竜の鱗」を意味します。その名の通り、もし本当に竜が存在したなら、きっとこのような鱗だったに違いない……そう思わせるほど、幻想的で美しい模様を持っています。

手に取って光にかざし、角度を変えると、まるで万華鏡のように色と光がきらめき、見るたびに異なる表情を楽しめます。

世界には遊色を持つアンモナイトが数多く存在しますが、その中でもアンモライトは、ひときわ深く鮮やかな輝きを放つことから、まさに、遊色アンモナイトの王様のような存在です。


深みのあるグリーンの輝きを放つ、まさに「グリーンドラゴン」と呼ぶにふさわしい一片です。


アンモライトは、1981年に世界宝石連盟(CIBJO)により、正式な宝石として認定されました。その後、2022年にはカナダ・アルバータ州の州宝石にも選ばれています。生物に由来する宝石は非常に珍しく、アンモライトのほかに、真珠や琥珀などが知られています。


こちらは裏面です。アンモライトの母岩である、褐色の頁岩(けつがん)が見えます。細やかな質感を持つ、美しい石です。


こちらのピースは、最も厚い部分で14ミリもの厚みがあり、見た目以上にしっかりとした強度を備えています。アンモライトのモース硬度は4前後で、意外にもそれほど脆弱ではありません。さらに、表面には遊色層を保護するための樹脂コーティングが施されていますので、丁寧に取り扱っていただければ、問題なく鑑賞いただけます。

ただし、日本の酷暑では、樹脂が傷む可能性があります。直射日光は避け、涼しい場所で保管することをおすすめします。


横幅は約56ミリあります。


100円硬貨との比較写真です。深みのあるグリーンの輝きを放つ、生物起源の宝石「アンモライト」の一片です。

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価格:¥9,800

商品ID:al463

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Alberta, Canada

サイズ:5.6cm×4.6cm×最厚部1.4cm

商品説明:グリーンドラゴン! 非常に深みのある緑色を呈する、生物起源の宝石「アンモライト(Ammolite)」の一片

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