

こちらは白亜紀後期の海生爬虫類、モササウルスの歯化石です。モササウルスが棲息していた時期、陸上では恐竜が闊歩していました。モササウルスは恐竜ではありません。分類上は、トカゲ・ヘビに近い有鱗類の仲間です。モササウルスは当時世界中で繁栄していましたが、現在では、モロッコのリン酸塩層から上質の化石が多く発見されます。こちらはその一つです。

表面を覆う薄く硬質なエナメル質が、長い堆積期間を経て、美しいブラウンからベージュの色調に染まっています。

決して大きな歯化石ではないものの、その保存状態は白眉。あまたある標本の中から厳選した一品です。

モササウルスは当時の食物連鎖の頂点に君臨していました。主に魚類やアンモナイトなどの頭足類、そして、ときに、同類であるモササウルスまでも捕食したとされる獰猛な生物だったと考えられています。実際、アンモナイトの殻には、モササウルスのものと思われる噛み跡が保存されている化石もあります。

断面を撮影しました。ほぼ真円です。モササウルスの歯化石には、鋭いセレーション(鋸歯)がなく、ご覧のように丸いタケノコのような形をしています。これは獲物を捕らえホールドすることに特化した形状で、素早く動く魚などを捕食するのに適していたのでしょう。

外弧(写真下側の辺)に沿って約4センチほどあります。

100円硬貨との比較です。白亜紀後期の海の覇者、モササウルスの上質の歯化石です。

モササウルスの想像復元図です。現在のヘビやトカゲに近いとされる仲間で、4枚の大きなヒレで海中を自由に泳ぎ回ることができたとされています。


価格:
商品ID:ot4561
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測4cm
商品説明:上質なエナメル質、源泉美品、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる