

こちらは、中生代白亜紀後期の海を支配した海生爬虫類、モササウルスの歯化石です。いくつかの標本の中から特に状態の良いものを厳選した1本です。

モササウルスは当時の海の支配者として君臨していました。恐竜と同時期に生きた彼らですが、分類上はトカゲやヘビに近い有鱗目に属する爬虫類。当時の海ではまさに無敵の「猛者(モサ)」サウルスとして君臨していました。
実物は、写真でご覧いただくより、きめが細かく、美しいエナメル質に覆われています。

モササウルスという名前は、最初に化石が発見されたオランダの「マース川(Mosa)」と、ギリシャ語の「トカゲ(saurus)」に由来します。歯の先端にかけてくいっと曲がっているのは、素早く動く魚類を効率良く捕まえる「返し」の役割があったと考えられています。

モササウルス類は複数ありますが、その多くは、このような円錐形の歯化石を持っています。肉食恐竜の歯がナイフのように薄く平たい傾向があるのに対し、モササウルスの歯は厚みがあり頑丈な造り。硬いアンモナイトの殻を砕くのにも適した形状です。実際、アンモナイトの殻に、モササウルスの噛み跡が残った化石も実在しています。

根元の断面からは、内部の構造や堆積物の様子が観察できます。この標本は化石の宝庫として知られる北アフリカ・モロッコ産。産出地の地層を構成する細かい砂や砕けた貝殻などの堆積物が、びっしりと詰まっています。

ロングカーブ計測で3.8cmです。モササウルスなどの爬虫類は、生涯にわたって何度も歯が生え変わる多生歯(たせいし)という特徴を持っていました。激しい狩りのたびに歯が欠けたり抜け落ちたりしても、新しい歯が補充されていました。彼らが現代人のように虫歯に悩まされることはなかったわけです。羨ましいですね。

100円硬貨との比較です。太く力強いシルエットと、表面に残る生々しい条線のコントラストが美しい1本です。モササウルスの歯化石はその状態の良さの割りに比較的入手がしやすいアイテムです。ぜひ、貴殿のファーストコレクションにいかがでしょうか。

白亜紀後期の海に君臨していた、巨大な海生爬虫類、モササウルスの想像復元図です。


価格:
商品ID:ot4498
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測3.8cm
商品説明:ファーストコレクションにいかがでしょうか?美エナメル質を誇る、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石
この商品は売却済みです。
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