

こちらは、重量約969g、最大長12cmに達する、堂々としたサイズのボルナイト(和名:斑銅鉱)です。「ボルナイトってなに?」と感じた方も多いかもしれません。ボルナイトは、銅を主成分とする硫化鉱物で、表面が自然に変化することで、紫や青、緑といった金属光沢を帯びることがあります。本標本では、母岩を伴った状態がそのまま残されており、鉱物が産出した姿を立体的に味わうことができます。

裏面にも、ボルナイトが確認できます。ボルナイトは、銅・鉄・硫黄からなる硫化鉱物で、主要な銅鉱石の一つとして知られています。銅は現在、インフレの影響などもあり価格が上昇しており、ニュースで耳にする機会も多い金属です。電線や電子機器、建築資材、さらには再生可能エネルギー関連設備など、私たちの生活に欠かせない分野で幅広く利用されています。
こうした現代社会を支える金属でありながら、鉱物コレクターにとっては、実用性とは別の次元で、このような自然な産状が静かに心を満たしてくれます。

近くで見ると、色が目立つ箇所以外にも、ボルナイトが随所に確認できます。全体が滑らかな光沢に覆われているのはそのためです。黒光りするその姿は、一般的な石とは明らかに異なる風貌を持ち、強い存在感を放っています。

本標本の産地は、鉱物コレクターにとって馴染み深い、米国・アリゾナ州の著名な銅鉱山地帯、ビズビー(Bisbee)産です。ビズビーは19〜20世紀にかけて世界的な銅の産地として知られ、質の高い銅鉱物を数多く産出しました。現在は閉山が進み、大型標本は入手しづらくなっています。

表面には凹凸や割れが多く、それぞれの面で色味や光沢が微妙に異なります。紫が強く出る部分、青緑が滲む部分、黒く沈んだ部分が混在し、一つの標本の中に複数の表情が共存しています。均質ではない点こそが、自然物としての面白さです。

手のひらに伝わるずっしりとした重量感。さすがは1kg近い大きな個体で、写真から想像する以上の存在感があります。

この角度では、得も言われぬ美しい色を呈します。グリーンとブルーを混ぜたような色合いが、絶妙な金属光沢とともに現れます。この味わいは、銅を主成分とするボルナイトならではの魅力です。

この角度では、得も言われぬ美しい色合いを見せてくれます。グリーンとブルーが溶け合ったような金属光沢が、控えめながらも確かな存在感を放ちます。こうした色調は、銅を主成分とするボルナイトならではの特徴です。

左右約12センチ、重量969グラムという、存在感のある大型標本です。

100円硬貨との比較です。ボルナイト(斑銅鉱)としては非常に大きな標本で、母岩を伴った産状もよく分かります。現在は閉山した有名産地から採集された点も含め、資料性と鑑賞性の両面で評価できる、コレクション性の高い一品です。

価格:
商品ID:ot4429
時代:Unknown
産地:Bisbee, Arizona, U.S.A.
サイズ:12cm×8.2cm×最厚部5.3cm 969g
商品説明:産状をそのまま残したナチュラルさが魅力。閉山した有名産地から採集された、コレクション性の高いボルナイト(斑銅鉱/Bornite)
この商品は売却済みです。
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