

こちらは白亜紀後期、カンパニアン期からマーストリヒチアン期にかけて生息していた絶滅海生爬虫類、モササウルスの歯化石です。こちらの歯化石はとりわけ太くボリュームがあるタイプです。

モササウルスは、属レベルでは5種、科レベルでは数十種類が存在します。その多くは巨大な体躯を持ち、各地域の食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられています。グロビデンスなど特殊な食性を持つものを除けば、多くはこのような円錐形の歯を備えており、アンモナイトやイカなどの頭足類をはじめ、魚類・海生爬虫類、さらには同じモササウルス類さえも捕食していたと考えられています。

こちらの歯化石は、根本の太さはもちろん、ミドルセクションも非常に分厚いタイプです。

非常に力強い印象を受けます。正確な同定はできませんが、プログナソドンなど、強大な咬合力を備えたモササウルスの歯化石である可能性があります。

同じ長さの歯化石と比べても、明らかに重たい!

根本から撮影しました。周長はなんと約77ミリあります。

ロングカーブ(長辺)を計測すると、約42ミリあります。

100円硬貨との比較写真です。珍しい極太タイプの歯化石です。


価格:¥5,300
商品ID:ot4282
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測4.2cm 周長7.7cm
商品説明:ミドルセクションが特に分厚い、極太の標本!白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石
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