化石販売の化石セブン スマホ専用サイト

国内化石マニアックシリーズ!掌状脈が見られる神戸層群の葉の化石(Leaf fossil)/新生代第三紀(6600万--260万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは神戸層群から採集された葉の化石です。神戸層群とは、約3,800万年前から3,100万年前にかけて、現在の兵庫県神戸市・三田市・淡路島北部などに広がって堆積した地層の総称です。

当時、この一帯には「古神戸湖」と呼ばれる巨大な湖が存在していました。今回のような葉の化石は、その湖の底に沈んだ葉が長い時間をかけて化石化したものと考えられています。


葉脈がよく保存されています。葉の基部から複数の脈が放射状に広がる掌状脈タイプで、中央に明瞭な主脈は見られません。このタイプはカエデなどによく見られるものですが、属までの同定はされていません。少なくとも、中央に1本の主脈が通り、そこから側脈(lateral veins)が左右に交互に分岐するタイプではないため、ケヤキではないと考えられます。


神戸層群は比較的古い地層ですが、このように植物の見事な印象化石がしばしば発見されています。


裏面にも、うっすらと印象化石のような痕跡が見受けられます。


側面から撮影しました。非常にきめ細かく緻密な質感が確認できます。湖底の堆積物が石化した際に特徴的に見られる、細粒の質感です。


母岩全体の大きさは約7センチ、本体部分は約4センチです。


100円硬貨との比較写真です。掌状脈が見られる、神戸層群の葉の化石です。

問い合わせる

価格:¥2,900

商品ID:ot4260

時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)

産地:兵庫県 日本

サイズ:本体4.6cm 母岩含め全体7.2cm×6.1cm×厚3.5cm

商品説明:国内化石マニアックシリーズ!掌状脈が見られる神戸層群の葉の化石(Leaf fossil)

10分で分かる植物の進化のウンチクを見る

このウィンドウを閉じる

化石セブンのスマホ専用サイトです。
より詳細な情報はデスクトップ版で。

デスクトップ版はこちら