こちらは紫に輝く水晶、アメジストです。名は古代ギリシャ語の「酔わない」に由来し、酒酔いから身を守る石と信じられてきました。この紫色は、結晶格子内でケイ素の一部が鉄に置き換わることで生じます。モース硬度は7と高く、風化に強いため、古くから宝石や装飾品として重宝されてきました。こちらの標本は、火山岩の空洞(晶洞)でゆっくりと結晶化したものです。
アメジストは、主に地下深くの熱水鉱脈で形成され、しばしば方解石、赤鉄鉱、石英などとともに産出します。組織は石英と同じ二酸化ケイ素(SiO₂)で、Si原子を中心とした四面体が三次元的に連結した構造を持っています。この堅牢な結晶構造により、アメジストは非常に硬く、優れた耐久性を誇ります。
紫色に輝くアメジストの下部に見えるのは、母岩となった火山岩の一部です。地下深くで形成された空洞、ジオード(晶洞)の内部に結晶が成長し、その外殻をなす岩石のかけらが残されています。
アメジストの色合いは個体によってさまざまで、淡いラベンダーから深い紫まで幅広く見られます。特に高品位の標本はブラジルやウルグアイなど南米産に多く、日本に輸入されるアメジストもその多くが南米から来ています。結晶の多くは、先端に向かうほど紫が濃く、根元に近づくと淡くなるという美しい色のグラデーションを示します。
高さは約7センチあります。アメジストは長時間、強い日光にさらされると色が薄くなる性質を持つため、展示の際は直射日光を避けた場所に置くようご注意ください。
こちらは100円硬貨との比較写真です。標本はブラジル産のジオード型・天然アメジストで、紫の結晶が空洞内にびっしりと育った姿をご覧いただけます。
価格:¥3,900
商品ID:ot4238
時代:Unknown
産地:Brazil
サイズ:7.1cm×5.9cm×5.3cm
商品説明:机上に、時を閉じ込めた紫の洞窟はいかが?ブラジル産ジオード型・天然アメジスト(Amethyst)
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