こちらは、中国遼寧省の白亜紀前期(約1億3,300万〜1億2,000万年前)の地層から採集された昆虫の化石です。多数の昆虫が確認できる、いわゆるマルチプレート化石です。この地域は、極めて保存状態の良い化石が発見されることで知られています。こうした昆虫をはじめ、恐竜、貝類、鳥類、魚類、両生類など、実に多種多様な生物の化石が見つかっています(いわゆる熱河生物群)。
また、白亜紀に世界的に広がった恐竜の初期段階の種も含まれており、進化の過程を知る上でも重要な地域とされています。
ご覧のように、複数の昆虫が同時に確認できます。この地域の化石の多くは、このような非常にきめ細かい石質の中から発見されています。これは、流れの緩やかな湖底に生物が沈み込み、そのまま固化したことを示しており、外界から遮断されることで酸化や風化の影響を受けにくかったことを意味しています。
昆虫の種類は特定できませんが、水生昆虫のようにも見えます。
この地域は定期的に火山灰に覆われており、それも状態の良い化石が形成される要因の一つとされています。火山灰に覆われることで、酸化や風化の影響を受けにくくなるためです。
裏面をご覧ください。
昆虫の化石は、肉眼ではっきりと確認できます。
側面を撮影しました。何層にも重なっていることが分かります。少しずつ湖底に堆積物が降り積もっていったことがうかがえます。
上方から少しずつクリーニングを進めたことが分かります。
最大の昆虫は約8ミリあり、母岩全体は約6センチ強です。
100円硬貨との比較写真です。熱河生物群に属する昆虫が複数保存されたマルチプレート標本です。
価格:¥8,600
商品ID:ot4223
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:中国、遼寧省
サイズ:本体最大0.8cm 母岩含め全体6.5cm×3.2cm×厚0.6cm
商品説明:熱河生物群に属する、恐竜時代の昆虫が複数保存されたマルチプレート化石
このウィンドウを閉じる