こちらは、スウェーデン北部・フィンランド国境付近に、約100万年前に落下したと言われているムオニオナルスタ隕石を使用したペンダントトップです。1906年、スウェーデンのキトキオヤルヴィ村近くで最初の隕石が発見されて以来、これまでに断続的に複数の塊が確認されています。
ムオニオナルスタ隕石は、これまでに知られている隕石の中でも最も古いものの一つとされており、その形成年代は、なんと約45億年前とも言われています。
人類の時間感覚では到底計り知れない、極めて古い起源を持つ隕石を使用した、実に個性的なペンダントトップなのです。
この独特の模様は、いったい何を意味しているのでしょうか。
ムオニオナルスタ隕石は、主に鉄とニッケルから構成された、典型的な「鉄隕石」です。そこに浮かび上がる模様は、「ウィドマンシュテッテン構造」と呼ばれる、鉄隕石特有の結晶模様です。
ウィドマンシュテッテン構造とは、ニッケルを多く含む鉄隕石に見られる、美しく規則的な結晶の模様を指します。この模様は、隕石が宇宙空間で非常にゆっくりと冷却される過程で、鉄とニッケルが分離・結晶化することで形成されます。その冷却速度は、なんと1万年でわずか1℃という、極めて緩やかなものです。こうした環境は地球上では再現不可能とされています(人工的に同じ構造を作ることができない)。
この結晶模様は、表面にエッチング(酸による化学処理)を施すことで、はじめてその姿を現します。この模様ができあがる背景を知ると、宇宙が気の遠くなるような時間をかけて描き出した“自然の芸術作品”のように感じられるのではないでしょうか。
また、ムオニオナルスタ隕石を語るうえで欠かせない重要な存在として、「スティショバイト(stishovite)」があります。スティショバイトとは、通常の石英(シリカ、SiO₂)が非常に高い圧力下で構造を変化させて生成される、高密度の鉱物です。天然ではごく限られた環境でしか形成されず、主に隕石の衝突による強烈な衝撃圧によって生じるとされています。
ムオニオナルスタ隕石からこのスティショバイトが発見されていることは、かつてこの隕石が地球外で極めて高圧な環境、つまり激しい衝突を経験していた可能性を示唆しています。
両面ともに、同様の模様が見られます。
本体左右約22ミリほどあります。
100円玉との比較写真です。約45億年前という、途方もない過去に形成された、極めて古い起源を持つ隕石「ムオニオナルスタ」を使用したペンダントトップです。
価格:
商品ID:ot4203
時代:Unknown
産地:Sweden
サイズ:本体部分2.2cm×1.5cm×厚0.3cm 金具含め全体3.3cm×1.5cm×厚0.3cm
商品説明:約45億年前に形成された鉄隕石「ムオニオナルスタ(Muonionalusta)」使用 ペンダントトップ(革紐&高級ジュエリーケース付き)
この商品は売却済みです。
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