こちらは、ミャンマー産の琥珀「バーマイト」です。世界中の琥珀コレクターから高い人気を集めています。
バーマイトの特別な点は、まずその年代の古さです。内包物の研究により、約1億年前に形成されたことが分かっています。1億年前といえば、恐竜が大地を闊歩していた時代です。
虫は、その時代のはるか以前から地球に存在していましたが、まれにこのような琥珀の内部に閉じ込められることがあります。虫は小さく脆いため、通常は化石として残ることはありません。しかし、琥珀に取り込まれれば話は別です。
硬化した樹脂によって外環境から遮断されることで、腐敗が進みにくく、生息時とさほど変わらない姿で保存されることがあるのです。
冒頭の虫は、右上に見える黒い影です。
さて、ここで一つ疑問が浮かびますよね。「そもそも琥珀って何なの?」良い質問です。琥珀は、木の樹液だったものが、数百万年〜数千万年の長い年月をかけて固化した、非常に硬い樹脂であり、立派な化石です。
化石と聞くと、恐竜の骨や三葉虫などを思い浮かべるかもしれませんが、生物の一部が一定期間以上、固化して安定したものは、化石と呼んで差し支えありません。ですので、琥珀も立派な「化石」なのです。
カブトムシなどを捕まえに行った経験のある方なら、ご存じかもしれません。樹皮の隙間から滲み出る樹液に、虫たちが群がる光景を見たことがあるのではないでしょうか。
樹液は、多くの虫たちにとって非常に魅力的なものです。ただし、樹液はとても粘り気が強く、小さな虫は一度はまってしまうと、なかなか抜け出せません。とりわけ、羽虫のように軽くて構造が弱い虫にとっては致命的です。
そのため、琥珀の中には、比較的小さな虫や羽虫が閉じ込められているケースが多いのです。
琥珀の内部に含まれるのは、昆虫だけではありません。樹液が地面に落下した際に巻き込まれた植物片なども、よく見られます。特に、バーマイトの内包物の多様性は世界でもトップクラスで、昆虫だけでも一説によれば1000種類を超えるとも言われています。
さらに、前述のような植物だけでなく、脊椎動物の一部や、なんと恐竜の羽毛まで含まれていることがあります。こうしたインクルージョン(内包物)の多様性こそ、世界中の琥珀コレクターを惹きつけてやまない理由なのでしょう。
バーマイトの多くは、このように丸く、比較的扁平な円盤状の形をしています。大部分は直径1〜2センチ程度にとどまります。
透明度には高低さまざまありますが、バーマイトは非常に古い琥珀でありながら、このように極めてクリアなものも含まれています。そのため、内包物を観察する際に大きなアドバンテージとなります。後方から補助光をあてなくても、この見やすさですから!
左右約14ミリほどあります。こちらは、後方から補助光をあてて撮影した1枚です。
こちらは100円玉との比較写真です。白亜紀、約1億年前の恐竜時代に形成された、極めて古い琥珀「バーマイト」です。しかも虫入りです!
価格:
商品ID:ot4194
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:1.4cm×1.2cm×厚0.5cm
商品説明:虫入りです!白亜紀、約1億年前の恐竜時代に形成された、極めて古い琥珀「バーマイト(Burmite)」
この商品は売却済みです。
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