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5センチ級の大きな個体!極めて希少な寒ブリモンスターの一つ、グアンウェイカリス・スピナトゥス(Guangweicaris spinatus)の大きな化石/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、約5億年前のカンブリア紀に生息していた絶滅節足動物、グアンウェイカリス・スピナトゥスの化石です。カンブリア紀の化石は、世界中でもごく限られた地域でしか採集されない極めて希少なものです。これは中国の関山動物群に属する化石で、2007年に初めて記載されました。近年、積極的に研究が進められ、その実態が徐々に明らかになりつつあります。


写真の左側のやや膨らんだ部分が頭部で、右側のやや細くなっている部分が尾部です。前胸部には3節、後胸部には5節、腹部には7節の節があるとされています。こちらの標本でも、それらの節が明瞭に保存されています。全体で5センチほどもある、かなり立派な標本です。部分化石が多いグアンウェイカリスの中で、ほぼ全身が保存されている点は特に注目に値します。


手のひらと比べても、その大きさがおわかりいただけることでしょう。


グアンウェイカリスは、フキシャンフィアと近縁で、外見もよく似ています。

カンブリア紀の生物についてはコラム「カンブリア紀の海洋生物たちの進化:捕食者から掃除役まで」で代表的な種を紹介しています。フキシャンフィアも掲載していますので、ぜひご覧ください。


グアンウェイカリスは、前述のとおり2007年に初めて記載された、比較的新しく発見されたカンブリア紀の生物の一つです。現生の生物とはほとんど共通点がなく、極めて古く奇妙なこれらの生物たちは、「カンブリアモンスター」などと呼ばれることもあります。

これらの生物は、今からおよそ5億4100万年前から5億年前にかけて、それまで緩やかに進化してきた生物界に突如として登場しました。この現象は「カンブリア爆発」と呼ばれ、生物進化の歴史における一大事件(イベント)とされています。

この時期に、現在見られるほぼすべての動物のグループが出現したと考えられており、その後、生物は急速に多様化していきました。


裏面には、非常にきめ細かな岩質が見られます。おそらく、粘土鉱物を豊富に含んだ水底の堆積物が、時間をかけて固化したもので、典型的な頁岩(けつがん)であると考えられます。


側面から撮影した写真です。断面からも、岩石の緻密な構造がよくわかります。


母岩の幅は左右74ミリ、化石本体は約5センチあります。


100円玉との大きさ比較です。極めて希少なカンブリアモンスターの一つ、グアンウェイカリスの大型化石です。

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価格:¥22,000

商品ID:ot4177

時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)

産地:中国雲南省

サイズ:本体直線距離5cm 母岩含め全体7.4cm×5.3m×厚1.7cm

商品説明:5センチ級の大きな個体!極めて希少な寒ブリモンスターの一つ、グアンウェイカリス・スピナトゥス(Guangweicaris spinatus)の大きな化石

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