こちらは非常に太いモササウルスの歯化石です。
モササウルスは白亜紀後期の海の食物連鎖の頂点に君臨していた爬虫類です。現在では、海に棲む爬虫類といえばウミヘビやウミガメなど種類が多くありませんが、当時の海域には多数の海生爬虫類が生息していました。
この標本は数あるモササウルスの歯化石の中でも特に分厚く、根元はもちろん中央部の厚みも際立っています。プログナソドンなど、強大な属に分類されるモササウルスの歯だと推察されます。
反対側の保存状態も良好です。
歯には稜線が存在しますが、鋸歯(セレーション、ギザギザした部分)はありません。モササウルスは獲物を切り裂いて捕食するというよりも、丸呑みしたと考えられています。また、現生のヘビやトカゲのように、大きく顎を開けることができたとされています。
反対側にも稜線が存在します。
太い根元を撮影しました。表面のエナメル質もかなり分厚いことがわかります。周長は77ミリもある極太の歯化石です。
下側のラインに沿って計測すると、約44ミリあります。
100円玉との比較です。まれに見る厚さを誇るモササウルスの歯化石です。
価格:¥4,800
商品ID:ot4173
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測4.4cm 周長7.7cm
商品説明:あのプログナソドンの可能性大! まれに見る厚さを誇るモササウルス(Mosasaurus)の歯化石
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