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3尾以上、珍しいマルチプレート!約1億年前の絶滅古代魚、タリアス・アラリピス(Tharrhias araripis)の群集標本/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはブラジル東北部、セアラ州に広がるサンタナ・フォーメーションで発見された古代魚、タリアス・アラリピスの群集標本です。ありそうでなかった、タリアスの群集標本です。しかも、少なくとも三尾、いや、それ以上かもしれません。この地域は約1億年前、広大な汽水域が広がっていたと考えられています。現在のアマゾンのような環境だったのでしょうか。


他地域の魚の標本では、群集化石をたまに見かけますが、ブラジル産の場合は非常に珍しいです。弊社での取り扱いも、過去に数回しかありません。


タリアスはゴノリンキフォルメス目(もく)に分類されますが、現生には近縁のグループが存在しないとされています。


タリアスの化石からは甲殻類の化石が発見されていることから、積極的なハンターだったという説があります。


二股の尾びれが見られます。これもタリアス属に共通する特徴です。


裏面です。これは「ノジュール」と呼ばれる丸い石です。遺骸の周辺に炭酸カルシウムが外皮のように集積することで、本体の腐敗が進みにくくなり、良好な保存状態を保てると考えられています。実際、ノジュール標本は保存状態に優れているものが多く見られます。また、アラリペで採集される標本の中には、こうしたノジュール標本がかなりの確率で含まれています。ちなみに、種小名「アラリピス」は、アラリペで発見されたことに由来します。


側面から撮影しました。


母岩を含めて全体で左右約27センチあります。最も大きな個体は約23センチあり、かなり立派な標本です。


100円玉との比較です。こちらは、約1億年前の汽水域に生息していた絶滅古代魚、タリアス・アラリピスの群集化石です。アラリペを含め、現在ブラジルからは化石の輸出が行われておらず、過去に日本へ輸入され流通していたこのようなアイテムのみが入手可能となっています。

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価格

商品ID:ot4120

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Ceara, Brazil

サイズ:本体直線計測23cm 母岩含め全体27.3cm×17.5cm×厚3.8cm

商品説明:3尾以上、珍しいマルチプレート!約1億年前の絶滅古代魚、タリアス・アラリピス(Tharrhias araripis)の群集標本

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