化石販売の化石セブン スマホ専用サイト

デンタルバッテリーの痕跡が確認できる!白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付き歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは白亜紀後期の海の怪物、モササウルスの歯根付きの歯化石です。歯根とは、歯茎の中に埋まっていた部分で、顎骨と接していました。


モササウルスは約7000万年前から6600万年前(白亜紀末期)までアフリカ北部と北米の海域を中心に生息していた海生爬虫類です。海生爬虫類というと、現在では、ウミガメ、ウミヘビくらいしか思いつかないかもしれませんが、当時は、モササウルスやエラスモサウルスといった海生爬虫類が食物連鎖の頂点に君臨していました。


モササウルスの仲間の中には、成長すると体長10メートルを超える巨大な種も含まれており、大型魚類はもちろん、ウミガメや硬い殻を持つアンモナイトも捕食していたと考えられています。さらには、同じモササウルスをも襲ったという説(共食い説)もあります。研究によれば、モササウルスは顎を大きく開けることができ、獲物を丸呑みしていた可能性があるとされます。これは、現生のヘビやオオトカゲに似た特徴で、モササウルスには現在に直接の子孫はいないものの、遠縁にあたるとも考えられています。


色の濃い部分が歯冠です。歯茎の上に出ていた部分です。


この特徴的な凹みをご覧ください。これは、デンタルバッテリーの痕跡であると考えられます。デンタルバッテリーとは、爬虫類などによく見られる特徴で、歯が次々と生え変わる仕組みのことです。この歯の化石が抜け落ちた後、生えてくる予定だった歯が埋まっていた穴であると考えられます。デンタルバッテリーの痕跡が確認されるのは希少で、歯根付きの歯化石ならではの特典ですね。


ロングカーブを計測して全体85ミリほどあります。


100円玉との比較です。なかなか立派なサイズです。繰り返しになりますが、デンタルバッテリーの痕跡が確認できる点にご注目ください。

問い合わせる

価格

商品ID:ot4062

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Morocco

サイズ:ロングカーブ計測8.5cm

商品説明:デンタルバッテリーの痕跡が確認できる!白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付き歯化石

この商品は売却済みです。

モササウルスのウンチクを見る

このウィンドウを閉じる

化石セブンのスマホ専用サイトです。
より詳細な情報はデスクトップ版で。

デスクトップ版はこちら