こちらは中生代(はくあき)後期の海の頂点捕食者、モササウルスの歯根付きの歯化石です。色の濃い部分が歯冠、薄い部分が歯茎の中に埋まっていた歯根です。
歯根付きの標本はあまり見かけません。
モササウルスは白亜紀後期から末期にかけて現れた非常に強力で獰猛なプレデターだったと考えられています。頭部骨格の研究から、顎を大きく開閉できたと考えられており、多くの獲物を丸呑みできたと言われています。現生に直接の祖先はいませんが、ヘビやオオトカゲが近いという説があります。
モササウルスは海生爬虫類です。現生で海の爬虫類といえばウミヘビやウミガメくらいですが、白亜紀後期には、さまざまな種類のモササウルスをはじめ、エラスモサウルスの仲間など、海生爬虫類が食物連鎖の頂点に君臨していました。現生のトッププレデターであるシャチ(哺乳類)やホホジロザメ(軟骨魚類)は、もっと後の時代に入って台頭してきました。
根本を撮影しました。
長辺、計測7センチ弱です。
100円玉との比較。白亜紀後期の食物連鎖の頂点に君臨していた巨大な海生爬虫類、モササウルスの「歯根付き」の歯化石です。
価格:¥4,300
商品ID:ot4061
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測6.9cm
商品説明:白亜紀後期の食物連鎖の頂点に君臨していた巨大な海生爬虫類、モササウルス(Mosasaurus)の「歯根付き」の歯化石
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