こちらは約1億年前(白亜紀)に繁栄した二枚貝の仲間です。殻は厚くて大きく、時に数十センチにも成長しました。現在の二枚貝同様、砂や泥に体を沈み、海底で生息していました。北海道の「蝦夷層群」などからよく発見される、当時の海を代表する生物でした。
イノセラムスにはさまざまなバリエーションがあり、殻の表面には成長線や放射状のリブが見られることが多いですが、このような比較的スムースなものもあります。
二枚貝は通常左右対称ですが、イノセラムスはしばしば片側だけがやや膨らんでいるものが見られます。こちらは比較的シンメトリーが取れています。
反対サイドには、イノセラムスと思しき化石があった痕跡が残されています。
こちらは別種の二枚貝と考えられます。一つの母岩の中に、複数の異なる貝化石が保存されています。
底部を撮影しました。平らに整えられているため、安定して展示することができます。
母岩左右10センチ強、本体約6センチ強です。
100円硬貨との比較写真です。立派なイノセラムスほか、いくつかの白亜紀の貝の化石が同居したマルチプレート標本です。
価格:
商品ID:ot4034
時代:Unknown
産地:日本
サイズ:本体6.4cm 母岩含め全体10cm×5.3cm×厚5.8cm
商品説明:サービスプライス!国産化石マニアックシリーズ!立派なイノセラムスを中心に、白亜紀の貝化石が集うマルチプレート標本
この商品は売却済みです。
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