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ガーデンとファントムのミックス！中間的な構造を持つナチュラルな水晶（Garden Quartz）/Unknown 化石セブンスマホ専用サイト

こちらは内部に別の水晶が成長したもので、模様によってガーデンクォーツやファントムクォーツと呼ばれます。この標本はどちらに分類するか迷いますが、どちらとも言い難いですね。ガーデンクォーツは内部に自然の土や緑に似た模様が見られるものを指します。一方、ファントムクォーツはより細かな潜晶質のもやっとした水晶が内部に見られるものを指します。その中間ということで、ミックスクォーツとでも言いましょうか。

水晶は、どのようなものであっても、基本的には二酸化ケイ素（SiO2）でできたものです。モース硬度は7と非常に硬くガラス光沢を持ちます。結晶系は六方晶系で、自然と六角柱の形を形成します。

火成岩（マグマなど）が冷却される過程で、二酸化ケイ素を含む水溶液が結晶化して水晶が形成されます。水晶は堆積岩の中でも生成されることがありますが、一般的には火成岩中で見られることが多いです。水晶の色は副成分によって変化するのが特徴で、鉄分を含むと紫色のアメジストになりますし、黄色のシトリンになることもあります。また、マンガンやチタンを含むとピンク色のローズクォーツになることもあります。この標本は基本的に無色のスタンダードなタイプです。