

こちらは、新生代第三紀の地層から発見された絶滅種「イスルス(Isurus)」の歯化石。現在のアオザメの仲間にあたる系統です。獲物を切断するノコギリ状の「セレーション」を持たず、滑らかで鋭い刃先が特徴。ぬるぬるとした魚を確実に捕らえるために特化した形状だと考えられます。
メガロドンの歯化石などと見比べると、縁部にはギザギザの部分がなく、スムースです。手で撫でるとよく分かります。

横から観察すると、獲物を逃さないための緩やかなカーブが確認できます。魚食性のサメは暴れる獲物をくわえ込むため、歯が内側に向かって反る傾向があります。

最高時速70km以上で泳ぐ現生のアオザメに近い化石種であることを考えると、相当な速度で泳ぐことができた可能性があります。

サメの歯は「ベルトコンベア式」に次々と生え替わります。一生の間に何本もの歯を消費する驚異的なメカニズムを持っていました。獲物に突き刺さる鋭利さを維持するため、少しでも欠けると抜け落ちる合理的なシステムを備えていました。

非常に薄く、鋭利なシルエットが際立ちます。巨大な海洋哺乳類を襲うメガロドンのような分厚い歯とは異なり、非常に扁平です。

長い方の辺にそって約32ミリあります。

100円硬貨との比較。保存状態は極めて良好。欠損しやすい先端部分まで鋭く残り、エナメル質と歯根の境界線のラインも美しく維持されています。
化石種のイスルスもきっと、高速で回遊できたことでしょう。


価格:
商品ID:sh362
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:North Carolina,U.S.A.
サイズ:長いほうの辺に沿って3.2cm
商品説明:美品!古代のスピードスター、イスルス(Isurus)の歯化石
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