

こちらは、米国フロリダ州産の古代鮫の歯化石です。フロリダの中新世(約2,300万~500万年前)には多様なサメが棲息していたことがよく知られています。今回の歯化石は、サメの歯に広く見られる三角形で両縁に鋸歯をもつタイプで、また、メガロドンのように群を抜いて巨大な歯でもないことから、種類の同定までは行っていません。

こちらは反対側です。保存状態は極めて良好で、グレイッシュブルーの歯冠は特に印象的です。

よくミネラル化が進んだ歯冠は、見る角度によって、わずかに、質感や色が変化します。ベージュの歯根とのコントラストが美しく、大変美観に優れた標本です。

サメは、体の骨は軟骨でできているため容易に分解され化石として残りにくく、こうした硬い歯だけが保存されています。1本の歯だけからも、どのような食性だったかなど、当時の姿に思いを巡らせることができます。まさに、遠い海の記憶を今に伝える存在です。

エナメル質は本来乳白色だったはずですが、長い堆積期間を経て、徐々に周囲のミネラルが染み込み、置換作用が起こります。その結果、こうした独特の深い色味を帯びてきます。
こうした色の変化についてはコラム「化石の色はどのように決まるのか。メガロドン歯化石から探る。」を御覧ください。

歯根を根本から撮影しました。淡いベージュが美しい……。

標本がぴったり収まる、専用のディスプレイケースをお付けします。

長い方の辺にそって約62ミリあります。

100円硬貨との比較です。米国フロリダ州の中新世の地層から発見・採集された、非常に美しい古代鮫の歯化石です。

価格:
商品ID:sh357
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Florida,U.S.A.
サイズ:長いほうの辺に沿って6.2cm 厚0.8cm
商品説明:魅惑のグレイッシュブルー……米国フロリダ州の中新世の地層から発見・採集された、非常に美しい古代鮫の歯化石
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