こちらは米国ペンシルバニア州で採集された古生代石炭紀の裸子植物、アレトプテリス・セリッリの化石です。
一見するとシダの仲間に見えますが、れっきとした裸子植物に分類されています。シダから裸子植物への進化の途上にあると考えられています。
裏面にもアレトプテリスが散見されます。
アレトプテリスは石炭紀に繁栄した植物です。この時代の植物は文字通り、多くが石炭の原料となったと考えられています。いわゆる木生シダと呼ばれるような、巨大なシダ植物が含まれていました。こちらはさらに進化した裸子植物です。詳しくはコラム「産業革命の原動力となったのは石炭紀に大発展したあの植物」を御覧ください。
側面からご覧いただきます。層が積み重なっていることが分かります。時間をかけて徐々に堆積したと推察されます。
左右88ミリほど。米国ペンシルバニアからは古生代石炭紀の裸子植物やシダ植物が発見されます。
100円玉との比較。米国ペンシルバニア州で発見された石炭紀の裸子植物、アレトプテリスの群集標本です。
価格:
商品ID:ot3475
時代:古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前)
産地:Pennsylvania, U.S.A.
サイズ:母岩含め全体8.8cm×4.5cm×最厚部1cm
商品説明:米国ペンシルバニア州で発見された石炭紀の裸子植物、アレトプテリスアレトプテリス・セリッリ(Alethopteris serilli)の群集標本
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