こちらはプチコドゥスの名で知られる古代ザメの歯化石です。プチコドゥスは白亜紀から新生代の初期にかけて生息していたサメで、成長すると10メートル以上になったとされる非常に巨大な生物でした。この特徴的な歯で硬い殻を持つアンモナイトや貝などを捕食していたと考えられています。御覧のように先端が丸くなっており、「切る」より「潰す」のに適した形をしています。
プチコドゥスは当時、世界中の海に生息していました。こちらは米国カンザス州産の標本です。
現世の巨大サメといえば、ジンベエザメです。ジンベエザメはプランクトンを摂食するのに対して、それに準ずるほど大きなプチコドゥスは、この歯を用いて、海底の貝などを根こそぎ食べていたことでしょう。巨大な体躯を維持するのには相当な量の貝やアンモナイトが必要だったと思われます。
裏面を撮影。
全形が保存された美しい標本です。
14ミリです。
100円玉との比較。巨大ザメ、プチコドゥスの良質の歯化石です。
価格:
商品ID:ot3464
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:South Dakota, U.S.A.
サイズ:1.4cm×1.3cm×厚1.2cm
商品説明:良質!米国サウスダコタ州産、古代の巨大ザメ、プチコドゥス(Ptychodus)の歯化石
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