こちらは南米ブラジルで発見されたラコレピスという絶滅古代魚の化石です。
エラの一部が保存されています。
全身にびっしりと鱗が敷き詰められています。
尾のセクション。ラコレピスのグループはジュラ紀後期から始新世にかけて生息していた条鰭魚(じょうきるい)の一種です。条鰭類は現世の魚類の大半が含まれるグループです。
カマスのような直線的な魚体を持ち、海水と淡水が入り交じる汽水域に生息していたと考えられています。
裏面です。この地域の化石は、このような丸い石に包まれた発見されることが多く、ノジュールと呼ばれています。遺骸から発せられるアンモニアと水中のカルシウムが化合して繰り返し骨に付着した結果、形成されたと考えられています。内部が守られることで、鱗などが残されるなど良好な保存状態が維持されやすいとされています。
側面から撮影。立体的な魚体がそのまま保存されています。
100円玉との比較。およそ1億年前の直線的な魚体を持つ古代魚、ラコレピスの化石です。
価格:
商品ID:ot3461
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:本体直線距離17.5cm 母岩含め全体18.5cm×6.6cm×厚3.3cm
商品説明:立体的な鱗が保存されている!およそ1億年前の直線的な魚体を持つ古代魚、ラコレピス(Rhacolepis)の化石
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