こちらはブラジル東北部、セアラ州に位置するサンタナ・フォーメーションから採集された古代魚の化石です。サンタナ層はおよそ1億年前の白亜紀の地層であり、翼竜、魚類、昆虫などさまざまな化石が発見されます。現在ではブラジル国外に輸出されることはなく、取引できるのは、日本国内に数十年前に輸入された一部のコレクションに限られます。
こちらの標本は魚影の輪郭が分かるように、丁寧にクリーニングされています。
20センチ近い全身化石です。
この時代にはすでに現世の魚の主流である硬骨魚類が繁栄していました。こちらの個体もその一つです。
サンタナ層の当時の気候は気温が高く湿潤だったと考えられています。発見される化石が主に海洋性生物であることから、当時は海(海水と淡水が入り混じった汽水域)だったと考えられています。
背びれ、腹びれ、尻びれ、尾びれのセクション。
裏面です。
およそ15ミリほどの厚みがあります。
本体193ミリ。立派な全身化石です。
100円玉との比較。このように付属のスタンドを用いて展示することもできます。
価格:
商品ID:ot3460
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:本体直線距離19.3cm 母岩含め全体20cm×9.3cm×厚1.5cm
商品説明:ブラジル北東部、恐竜時代の地層、サンタナフォーメーションから発見された絶滅古代魚の全身化石
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