こちらはザンビア産のシェブロンアメシストです。シェブロンアメシストとは、∨の字のような角張った模様が見られるアメシストのことです。大きな結晶と細かい結晶がそれぞれ塊を作ることで、このような模様が生まれます。
特徴的な角張ったラインが見られます。
アメシストは鉱物学的には石英結晶の一つですが、副成分として鉄が含まれるため、紫色を呈します。その美しさから宝石としてよく知られています。
アフリカ中南部・ザンビアはシェブロンアメシストの原石の有名な産地の一つです。
紫色は歴史的に王侯貴族に愛されてきた色でした。古代においては紫色の顔料は貴重であり、製造方法も複雑で非常に手間がかかっていました。そのため限られた地位にあった人々が紫色に染められた布地や服を利用していたという経緯があります。また古代から中世にかけては権力の象徴とされ身分を際立たせるものとして利用されてきました。
シェブロンアメシストに特有のジグザグのパターンが見られます。
地下深くで異なる成分の石が重なり合うことで、このシェブロン模様が形成されたと考えられています。
手のひらとの比較。紫陽花にも似た美しい模様です。
厚さはおよそ7ミリほど。側面にはシェブロン模様が見られます。
左右およそ10センチ強。
100円玉との比較。特徴的なジグザグ模様が見られる、シェブロンアメシストです。
価格:
商品ID:ot3444
時代:Unknown
産地:Zambia
サイズ:10.7cm×9cm×厚0.7cm
商品説明:紫陽花の花のような模様が見られる水晶、ザンビア産のシェブロンアメシスト(Chevron Amethyst)
この商品は売却済みです。
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