こちらはブラジル東北部の白亜紀の地層より発見されたダスティルベと呼ばれる古代魚の化石です。
吻部、頭部、脊椎などダスティルベの全形が保存されています。
頭部をアップで撮影。ダスティルベは比較的丸みを帯びた頭部をしており、一般に3センチ程度の魚体をした小型の魚です。こちらは4センチほどありやや大きな個体に入ります。
こちらは尾部に続くセクションです。
ダスティルベは海洋と河川の中間領域、いわゆる汽水域で生息していたと考えられています。というのも、この化石が発見されたブラジル東北部に位置するサンタナフォーメーションは、およそ1億年前の汽水域の堆積物が眠ると考えられているからです。
裏面を撮影。
側面から撮影すると、層をなしていることが分かります。さまざまな堆積岩がありますが、その多くはこうして層を形成していることが多いです。形成段階で、断続的に土砂や石が積み重なっていくため、このような層構造になります。
約13センチの母岩の中央に4センチのダスティルベが鎮座しています。
100円玉との比較。こうしてスタンドに立てかけると、ちょっとしたインテリアのようになります。
価格:
商品ID:ot3393
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Brazil
サイズ:本体直線計測4cm 母岩含め全体13.5cm×10.8cm×厚0.8cm
商品説明:美しいアースカラーの母岩の中央に鎮座する、およそ1億年前の古代魚、ダスティルベ(Dastilbe)の化石
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