こちらは絶滅したアンモナイトの殻が化石化したアンモ”ラ”イトと呼ばれる宝石です。カナダ・アルバータ州南部の限られたエリアだけで採掘される、非常に珍しい標本です。
アンモライトはアラゴナイトからなる遊色層に光が通過する際に干渉が引き起こされ、さまざまな色に分かれます。こちらの標本は赤から緑にかけて滑らかなグラデーションを描きます。特にご注目いただきたいのは、ステンドグラス状の模様です。竜のうろこ、あるいはドラゴンスキンと呼ばれ、コレクターに人気を博しています。
遊色層は数ミリしかないため、薄く樹脂でコーティングされています。
細かな鱗状の模様が大変美しい標本です。
裏面は採掘された地域の頁岩が露出しています。決めが細かい美しい石質です。
厚いところで7ミリほど。アンモライトはモース硬度で4前後と比較的硬い石です。
アンモライトの採掘は複雑で専門知識を要します。また地中から掘り出しクリーニング後、カッティングし宝石のように輝かせるまでのプロセスは専門業者にしかできません。その期間はときに数ヶ月もかかることもあります。鉱物起源の宝石とは違い、採掘される地域が限られているため、非常に希少性が高いという特徴があります。
左右、およそ72ミリ。
100円玉との比較。これぞドラゴンスキン!細かなうろこ状の模様が非常に美しいアンモライトのピースです。
価格:
商品ID:al335
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Alberta, Canada
サイズ:7.2cm×4.5cm×厚0.7cm
商品説明:これぞドラゴンスキン!細かなうろこ状の模様が非常に美しいアンモライト(Ammolite)のピース
この商品は売却済みです。
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