

こちらはブラジルの白亜紀の地層より採集された絶滅古代魚の化石です。

魚を包むように母岩が形成された、いわゆるノジュールです。ノジュールとは遺骸から発せられるアンモニアが周辺のカルシウムなどと反応し、外皮のように固まった標本を指します。一般に本体は良好な保存状態に保たれていることが多いのが特徴です。

ご覧のように1億年以上前の古代魚でありながら、頭部、鱗、ヒレなどが明瞭に確認できる点にご注目ください。

頭部をアップで撮影。セアラ州産の白亜紀の魚は、河川と海洋の境界、いわゆる汽水域に棲息していたと考えられています。

細かい鱗が折り重なっている様子。

尾びれのセクションです。扇形と二股形のちょうど中間の形です。

ノジュールを半分にカットした状態です。

およそ27センチの母岩に、25センチの本体が収まっています。

価格:
商品ID:ot3301
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:本体直線距離25cm 母岩含め全体27.8cm×13.4cm×厚5.3cm 3135g
商品説明:ブラジルの白亜紀の地層より採集された絶滅古代魚(ネガ標本)の化石
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