

こちらは非常に珍しい、山口県産のアンモナイトです。日本のアンモナイトといえば北海道産が有名ですが、他県からの産出標本は決して多くありません。こちらの標本は山口県産というだけでなく産状もユニークで、石の中にレリーフとして浮かび上がっているかのようなスタイルをしています。平板状に圧縮されていますが、それでも、ヒルドセラス科ハルポセラス属であることを明確に示す、特徴的な鎌状の肋(ろく:あばら状の筋)が美しく保存されています。

ハルポセラスはジュラ紀前期トアルシアン期を代表する属で、年代を特定する示準化石(しじゅんかせき)としても知られています。扁平な殻、強いキール(背面の突起状の隆起)、鎌状に流れる肋が主な特徴で、この標本にもそれらがよく現れています。属名の由来となった「harpe(鎌状の刃)」を象徴するような肋の形状が、実に見事です。

また、この雰囲気が独特で、海外産を含め他の産地にはない、落ち着いた味わいがあります。

本標本では、殻表面の肋が浮き出たポジティブな保存部分と、割り出しによって殻の内側、あるいは印象面が現れたネガティブな保存部分が混在しています。特に途中でポジとネガが切り替わるように見える産状が興味深く、母岩中での保存状態や割り出し面の妙を楽しめる標本です。

展示面以外はほぼ平らに整えられており、安定して展示が可能です。

繊細な本体を支えるのに十分な厚みがあります。

母岩含め左右8センチ前後、本体約4センチです。

100円硬貨との比較です。アンモナイトコレクターならぜひご注目いただきたい、希少な山口県産のハルポセラスです。こうした国内産の珍しい標本を入手できるのは、日本のコレクターならではの特権と言えるでしょう。


価格:
商品ID:an2735
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:山口県 日本
サイズ:本体直径4cm 母岩含め全体8.6cm×7.3cm×厚2.7cm
商品説明: 国内マニアックシリーズ!特徴的な鎌状の肋(あばら模様)と内部構造が露出した、山口県産アンモナイト、ハルポセラス(Harpoceras)。山口県下関市産。
この商品は売却済みです。
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