

こちらはマダガスカル産、白亜紀のアンモナイト「クレオニセラス」です。半分に切断し、内部の構造をあらわにしたペア標本です。数千万年の歳月をかけて、空洞だった気室にカルサイトなどの鉱物が入り込み、美しい結晶へと変化しています。表面は丁寧に磨き上げられ、つややかな光沢を放ちます。
本標本は、数あるハーフカットアンモナイトの中でも、とくに大判で、表面の模様が美しい、ワンランクもツーランクも上等な品です。

ここまで完璧な断面を持つハーフカットアンモナイトはそうは多くありません。中心から外側に向かって渦を巻く「対数螺旋」は、自然界が描く最も完璧な曲線の一つです。内部の仕切り(隔壁)が作り出す各部屋の形状は、一つとして同じものはなく、個体ごとの個性が光ります。茶褐色と臙脂色、さらに透明感のある黄土色のコントラストが絶妙で、インテリアとしても優れた存在感を発揮します。

中心部の拡大図です。アンモナイトの成長の記録が、この模様に凝縮されています。アンモナイトは渦の中央で誕生し、成長とともに後ろ側に小部屋を形成しながら、軟体部は最も外側に棲息していました。

もう一方のペアもその美しさにおいて、まったく引けを取りません。

各小部屋は隔壁と呼ばれる白い壁によって分けられ独立していました。各小部屋は連室細管という細い管だけでつながり、海水やガスを出し入れすることで、海中で浮力を調節できたと考えられています。

小部屋は本来空洞でしたが、長い年月をかけて鉱物などが入り込み、結晶化しています。黄色がかった透明感のある部分は方解石(カルサイト)です。光をわずかに通すことで、より美しい色合いが浮かび上がります。

掌と比較すると、サイズがおわかりでしょうか。大判といってよい立派な個体です。

波打つような美しい隔壁のラインをご覧下さい。この曲線はアンモナイトの種類によって異なります。クレオニセラスは十分に進化が進んだ白亜紀中期のアンモナイトです。古生代デボン紀の初期の頭足類であるゴニアタイトなどと比較すると、模様がより複雑になっています。

ペアを一つに合わせるとこのようになります。クレオニセラスは薄型のアンモナイトの代表格で、腹部(外縁部)はやや尖っていますが、比較的なめらかで円盤のような形をしています。

付属のスタンドを用いて立てて展示してみました。化石標本としての魅力はもちろんのこと、書斎やリビングにインテリアとして展示するのにも適した美品です。

一つあたり直径最大部約128ミリです。クレオニセラスとしては、相当大きな個体です。

100円硬貨との比較です。断面の美しさ、サイズ、いずれもトップクラス、極めて上質なハーフカットアンモナイト(クレオニセラス)です。


価格:
商品ID:an2721
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径12.8cm 厚3.1cm(2枚合わせて)
商品説明:断面の美しさ、サイズ、いずれもトップクラス、極めて上質なハーフカットアンモナイト(クレオニセラス/Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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