

こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスです。鮮やかな赤い遊色が見られます。

表面に見える赤色の輝きは、殻を構成するアラゴナイト(あられ石)の層による構造色です。特定の角度で光が回折し、キラキラと光ります。もちろん、着色ではなく、化石化の過程で保存された当時の殻の成分そのものです。発色の優れた個体は観賞価値が高く、コレクターの間でも珍重されています。
ぜひ手にとって、動かしながらご覧ください。特に太陽光のもとで見ると、より光の濃淡が美しく見えます。

クレオニセラスは殻の幅が狭い「平盤型」です。遊泳能力が高かったという説もあります。

裏面にも同様の真珠光沢が残り、殻の表面には緩やかな畝(うね)が確認できます。

開口部の断面からは、内部が方解石(カルサイト)などの鉱物で満たされている様子が分かります。元々は浮力を調節するための気房だった空洞に地下水が浸透し、長い年月をかけて結晶化したものと考えられます。

直径最大部約42ミリです。

100円硬貨との比較。マダガスカルは良質なクレオニセラスが産出することで知られています。特に遊色アンモナイトの世界的な産地として知られ、このようなキラキラと輝く個体が採集されます。

白亜紀の海を遊泳していたクレオニセラスの想像復元図です。いったい、どんな軟体部だったのでしょうか。化石としては残らないため、イカやタコ、オウムガイなどを参考にして復元しました。


価格:
商品ID:an2698
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4cm 厚1.3cm
商品説明:真紅の輝きを放つ、マダガスカル産遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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