

こちらは、アフリカ南東部の世界有数の巨大な島、マダガスカル島で採集された、白亜紀のアンモナイト、クレオニセラスです。マダガスカルはアンモナイトの産地として世界的に有名で、日本では江戸時代だったころから研究が進められてきました。特に北東部のマハジャンガ地方からは、このような流麗な遊色を持つアンモナイトが発見されています。

こちらは数百のアンモナイトの中から厳選した上質品で、非常に美しい赤色を中心とした遊色が見られます。遊色とは、殻表層にあるアラゴナイト層に光があたると干渉をおこし、特定の色だけ反射する現象のことです。遊色層は薄く脆いため、保存状態が総じて良好であることが条件となります。

赤、橙、黄など暖色系の様々な色が渾然一体となって輝きます。

両面ともに甲乙つけがたい見事な色合いです。

光が当たる角度によって、輝きが異なるのが遊色の魅力の一つです。手にとって動かしながらご覧ください。

クレオニセラスは比較的扁平な円盤型に近いアンモナイトです。

直径最大部約41ミリほどあります。

100円硬貨との比較写真です。数百の標本の中から選びぬかれた、美しい暖色系遊色をまとった美しいアンモナイトです。


価格:
商品ID:an2670
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.1cm 厚1.2cm
商品説明:数百の標本から選びぬかれた、暖色系の遊色が際立つ美しいアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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