

こちらは、非常に美しい遊色を備えたマダガスカル産クレオニセラスです。数百点の中から選び抜かれた、特に発色の優れた個体です。

遊色とは、殻表面のアラゴナイト層に光が当たることで生じる“干渉”によって、特定の色だけが反射される現象です。真珠の光沢と同じ原理で、遊色層が残っている個体でのみ見られます。保存状態の良い標本ならではの特徴です。

赤を中心に、緑や黄など複数の色が部分的に現れ、豊かな表情を楽しめます。

両面ともに素晴らしい遊色が保たれており、肋(ろく)の流れに沿って光の筋が美しく走ります。

光の当たり方や角度によって色彩や輝きが変化するのも、この標本の大きな魅力です。

バランスがよく、全体として非常に美しい個体です。

側面から撮影したカットです。アンモナイトの殻は本来空洞ですが、約1億年の年月の中で堆積物が内部へ流れ込み、やがて固化して現在の姿となりました。

直径最大部約4センチほどあります。

100円硬貨との比較です。上質な遊色が残る、マダガスカル産クレオニセラスの厳選標本です。


価格:
商品ID:an2669
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4cm 厚1.2cm
商品説明:良形で上質の遊色が保存された、強く輝きを放つ、マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の厳選標本
この商品は売却済みです。
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