こちらは、モロッコのデボン紀の地層から採集された頭足類、ゴニアタイトの化石です。ゴニアタイトは古生代中期に姿を現し、古生代後期にかけて大きな繁栄を遂げました。デボン紀末の大量絶滅を乗り越え、石炭紀からペルム紀にかけては世界中の海を舞台に栄えましたが、やがてペルム紀末(約2億5100万年前)の大絶滅に巻き込まれ、その歴史に幕を下ろしました。
その後、中生代には「収斂進化(※)」によってアンモナイトが登場します。ゴニアタイトはその直接の祖先ではないものの、かつての海を彩った彼らの姿は、のちに現れるアンモナイトに重なって見えるのです。
収斂進化とは、系統的に遠い生物同士であっても、似た環境や生態的条件のもとで、よく似た形態や機能を獲得する進化の現象を指します。つまり、ゴニアタイトとアンモナイトは異なる系統に属しながらも、同じ海で生き抜くために似た姿へと進化したと考えられています。
この表面に刻まれたジグザグのラインは「縫合線」と呼ばれます。頭足類の殻を研磨すると現れるもので、その形状は種類ごとに異なります。ゴニアタイトは殻の構造がまだ原始的であったため、縫合線もシンプルで、どこか幾何学的な美しさがあります。
手のひらいっぱいに広がる、迫力ある大きさの個体です。ゴニアタイトは通常10センチ未満のものが多いのですが、この標本は面積比でおよそ2倍に達します。
中央の「へそ」と呼ばれる小さな点から、成長を始めたと考えられています。
裏面はフラットにカットされているため、平置きにした際も安定感があります。
最厚部はなんと29ミリに達する、ずっしりとした分厚い標本です。表面は丁寧に研磨されており、光沢が美しく浮かび上がっています。
直径最大部は約169ミリに達し、迫力のある大きさです。過去の取扱品の中でも、群を抜くビッグサイズといえるでしょう。
100円硬貨との比較写真をご覧ください。その大きさからも、このゴニアタイトの迫力がお分かりいただけるでしょう。表面にはややラフな研磨が施されていますが、その分、リーズナブル価格でご紹介できる標本となっています。
価格:
商品ID:an2639
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体直径16.9cm 厚2.9cm
商品説明:直径最大部 約169ミリ!迫力のビッグサイズ標本……サービスプライスでご提供する、古生代の頭足類 ゴニアタイト(Goniatite)の化石
この商品は売却済みです。
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