こちらは、アンモナイトの祖先にあたる「ゴニアタイト」と呼ばれる頭足類です。やや分かりにくい部分ですので、少し解説いたします。
「アンモナイト」とは、主に中生代に繁栄したグループを指します。その一つ前の時代区分である古生代に栄えていたのが、この「ゴニアタイト」と呼ばれる生物です。
いずれも「頭足類」に分類されるグループで、現生のイカやタコなどもこの仲間に含まれます。
古生代の末期には、「史上最大の絶滅イベント」とも言われるペルム紀の大絶滅が発生し、海洋生物の約90%が絶滅したとされています。このゴニアタイトもその中で姿を消しました。
そして、その後の時代に登場し、皆さんもよくご存じの「アンモナイト」が繁栄していくことになります。
なお、ゴニアタイトを含め、広義には「アンモナイト」と総称されることもありますが、一般的に「アンモナイト」と言う場合は、中生代に繁栄したグループを指します。
より古い時代の頭足類であるゴニアタイトは、内部構造がシンプルで、殻の表面を研磨するとジグザグ模様が現れます。これは、殻表層の骨格構造(縫合線)を示しており、アンモナイトなどと比べると、まだ軽量化が進んでいなかったと考えられます。
当時は板皮類などの強力な捕食者も存在していましたが、外的環境としては、まだ比較的牧歌的だったのかもしれませんね。
ゴニアタイトばかりを収集するコレクターがいるほど、この現代アートのような模様は興味深く、不思議な魅力があります。同じゴニアタイトでも、色合いや模様が一つひとつ異なる点も、人気の理由でしょう。
頭足類の多くは、殻の渦の中心から誕生し、徐々に外側へ向かって殻を成長させていきます。殻の内部は複数の小部屋に分かれていますが、もっとも外側の部屋に軟体部(本体)が収まっています。
この軟体部は化石として残らないため、正確な姿は分かっていませんが、図鑑などでは、現生のタコやイカとよく似た姿で復元されることが多いですね。
非鑑賞面の裏面はカットされて平置きできるようになっています。
側面から撮影したカットです。最厚部は約25ミリあり、しっかりとした厚みが感じられます。
直径の最大部は約146ミリあります。弊社では積極的に10センチ以上のゴニアタイトを取り扱っておりますが、大判の標本は決して多くありません。市場に流通しているもののほとんどは10センチ未満です。
ゴニアタイトはアンモナイトと比べると、属レベルでのバリエーションが少なく、サイズも似通っており、小型のものが大半を占めます。
ぜひ、大判標本ならではの迫力と存在感をお楽しみください。
100円硬貨との比較写真です。少し見えづらいかもしれませんが、黒いスタンドの上に立てて展示しています。デスクなどに飾る場合は、このスタイルがおすすめです。スタンドは付属しております。
一方で、上から見下ろすような展示をされる場合には、平置きスタイルがおすすめです。
価格:
商品ID:an2627
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体直径14.6cm 厚2.5cm
商品説明:直径最大部146ミリ超えの大判標本、アンモナイトの祖先、ゴニアタイト(Goniatite)の美麗化石
この商品は売却済みです。
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