こちらは、マダガスカル産の白亜紀のアンモナイト、クレオニセラスです。マダガスカル島北西部のマハジャンガ地方で採取されるこの種は、一部の標本にご覧のような美しい遊色が見られるのが特徴です。
遊色とは、光の当たり方によって表面が虹色に輝く現象で、殻のごく薄い層で光が干渉し合うことで生じます。オパールや真珠にも見られる、自然が生んだ美しい光の効果です。ぜひ実物を手にとって光にかざしながら御覧ください。
こちらの標本には、主に赤色の遊色が見られます。殻の表面にごく薄く残る遊色層は、時間の経過で失われやすいのですが、この個体では両面ほぼ全面にわたって美しく保存されています。
クレオニセラスの殻の表面には、ゆるやかなS字状の凹凸(「肋〈ろく〉」と呼ばれます)が見られます。遊色はこの肋に沿って帯状に浮かび上がるのが特徴です。
アンモナイトは進化の過程で多様な形に分かれ、現在では1万種類以上が知られています。クレオニセラスは白亜紀の地層から産出するため、地質年代を知る手がかりとなるインデックスフォッシル(示準化石)としても重要です。
サイズはそれほど大きくありませんが、形が整っており、遊色も美しい上質な個体です。
肋に沿って浮かび上がる遊色は、クレオニセラスならではの大きな見どころのひとつです。
側面から撮影した写真です。比較的薄めのフォルムも、特徴のひとつです。
直径最大部は約49ミリほどあります。
100円玉との比較写真です。赤い遊色が美しい、約1億年前のアンモナイト、クレオニセラスです。
価格:
商品ID:an2609
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.9cm 厚1.3cm
商品説明:赤いS字状の遊色をまとう、約1億年前の美麗なアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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