こちらは、白亜紀中期から後期にかけて、北海道の蝦夷層群などから採集されるアンモナイト「アナゴードリセラス(Anagaudryceras)」です。
アナゴードリセラスは、同じゴードリセラス科に属するゴードリセラスに似ていますが、表面に特徴的な細脈が見られないことで区別できます。こちらの標本からも、比較的ツルッとした滑らかな殻表面が見て取れます。
成体になると肋(ろく)は発達しますが、大きく波打つような周期の長いもので、ゴードリセラスに見られる細脈とは異なります。
「アナゴードリセラス」の「アナ(Ana)」は、「新しい」や「再び」といった意味を持つ接頭語です。つまり、「アナゴードリセラス」は「新しいゴードリセラス」あるいは「再び現れたゴードリセラス」といった意味合いになります。
アナゴードリセラスは北海道を代表するアンモナイトの一つです。
側面から撮影しました。
直径は最大で約53ミリあります。
100円玉との比較です。こちらは、北海道の白亜紀の地層から採取されたアンモナイト「アナゴードリセラス(Anagaudryceras)」の化石です。
価格:¥3,980
商品ID:an2608
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:直径5.3cm 厚2.4cm
商品説明:北海道の白亜紀の地層から採取された、アンモナイト「アナゴードリセラス(Anagaudryceras)」の化石
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