こちらは白亜紀後期に生息したアンモナイトの一種、ユーパキディスカス・ハラダイです。パキディスカスの仲間は日本をはじめ世界各地で発見されており、大型になる種も存在します。
日本の産地は主に北海道です。北米太平洋岸やマダガスカル、ヨーロッパなどでも発見されています。
ユーパキディスカスは、ご覧のように密に詰まった肋(ろく)を持ち、へそ(渦の中央)はきゅっと締まった印象を受けます。殻表面には太く深い肋が明瞭に見え、その間にはより細い脈が並んでいます。成長とともにこの特徴は強調され、成長後期の個体では逆に殻面が滑らかになるとされています。こちらの個体は、肋の凹凸がはっきり現れ始めた成体への成長期にあたるものと思われます。
ユーパキディスカスの代表種といえば、ハラダイです。ハラダイは大きく成長すると直径30センチに達することもあり、主に北海道北部の白亜紀後期の地層から採取されています。
また、比較的厚みがあり、立体感のあるアンモナイトです。
側面から見ると、特に開口部が大きく膨らんだ殻の形であることがわかりますね。最大の厚みが2.8cm
あります。
直径の最大部は約56ミリ。
100円玉との比較。北海道の白亜紀後期の地層から採集された、力強い肋模様を持つアンモナイト、ユーパキディスカス・ハラダイです。
価格:
商品ID:an2598
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:本体直径5.6cm 厚2.8cm
商品説明:北海道の白亜紀後期の地層から採集された、力強い肋模様を持つアンモナイト、ユーパキディスカス・ハラダイ(Eupachydiscus haradai)
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