こちらはマダガスカル産のアンモナイト、ペリスフィンクテスの化石です。アンモナイトコレクターにはおなじみの属ですね。
密で細かな肋(ろく)模様が、両面にわたって見られます。
肋(ろく)はアンモナイトの種類を特定するうえで大いに役立ちます。
ペリスフィンクテスはジュラ紀の特定の時期にのみ産出される、いわゆる示準化石です。
マダガスカル南西部にはジュラ紀の地層が広がっており、多様な海洋性生物の化石が発見されています。こちらのペリスフィンクテスは、その中でも最も代表的な化石の一つです。
乳白色の部分は最外殻で、褐色の部分はその下の層です。最外殻は剥がれやすく、またよく加工されて肋(ろく)が研磨されていることが多いのですが、本標本はよく保存されています。
ペリスフィンクテスとしては、非常に細かなディテールが保存されている標本です。
ペリスフィンクテスはご覧のようにスリムなフォルムが特徴です。アンモナイトの殻形にはさまざまなタイプがあり、一般的には開口部(外側)に向かって大きく膨張します。
直径の最大部は約59ミリあります。
100円玉との比較です。最外殻をしっかりと残した、保存状態の良い標本です。
価格:¥5,200
商品ID:an2597
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径5.9cm 厚1.9cm
商品説明:最外殻をしっかりと残し、保存状態に優れたジュラ紀のアンモナイト、ペリスフィンクテス(Perisphinctes)の化石
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