こちらは白亜紀を生きた美しい模様が特徴のアンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)です。ゴードリセラスは独自の科を形成し、白亜紀前期アルビアンから最後期のマーストリヒチアンまで生息していた、グループとして非常に長命のアンモナイトです。
今回は二個連体で見つかった面白い標本をご紹介します。
緻密な脈が特徴的です。日本では主に北海道から発見されます。関西和泉層群から採集されることもまれにあります。その他、環太平洋の北部地域から化石が発見されています。
ゴードリセラスは細く波打つような美しい肋(ろく)が特徴で、わずかにS字カーブを描くのが特徴です。
細い肋の中に、より太い肋が一定間隔で現れるのも特徴の一つです。この写真で、S字カーブが見て取れますね。
この標本は、2個体のゴードリセラスがつながった珍しい化石です。
最外殻には細かく美しい肋(ろく)がよく確認できます。似たアンモナイトにアナゴードリセラスがありますが、そちらは主肋がより太く波打つため、両者の識別は比較的容易です。
側面から撮影した写真です。それぞれ、かなりの大きさがあり、最も厚い部分は約45ミリあります。
左側の大きな個体は約96ミリ、右側は約79ミリの直径があります。
100円玉と比べてみました。これは北海道の白亜紀の地層から採集された、ゴードリセラスの「夫婦」化石です。
価格:
商品ID:an2581
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:本体直径9.6cm 7.9cm 全体13.2cm×7.8cm×厚4.5cm
商品説明:二個連体!北海道の白亜紀の地層から採集された、ゴードリセラスの「夫婦」化石
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