こちらは北海道中川郡中川町の蝦夷層群で採集された白亜紀中期のアンモナイト、ゴードリセラスです。ゴードリセラスは北海道を代表するアンモナイトの一つで、比較的ゆるやかな巻き具合とスムースな殻の表面が特徴です。表面の肋(ろく)模様は、成長に伴って変化することが知られています。一般的に、成長するにつれて肋模様が強く、明瞭に現れることが多いとされています。
表面には縫合線模様が見られます。縫合線とは、殻の表層部の骨格が露出した部分のことで、若い年代のアンモナイトほどその模様が複雑になると言われています。これは、軽量化しつつ強度を高めるための進化の一環であると考えられます。
裏面です。両面ともにほぼ全体が保存されています。
こちらの面の方が、最外殻がより保存されています。
側面から撮影しました。開口部に向かってあまり膨らまないのも、ゴードリセラスの特徴の一つです。
本体直径最大部36ミリほどあります。
100円玉との比較。北海道中川郡中川町の蝦夷層群から採集されたアンモナイト、ゴードリセラスです。
価格:
商品ID:an2552
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:本体直径3.6cm
商品説明:北海道中川郡中川町の蝦夷層群から採集されたアンモナイト、ゴードリセラス・テヌイリラタム(Gaudryceras tenuiliratum)
この商品は売却済みです。
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