こちらはドイツ・シュライフハウゼンで採集されたジュラ紀のアンモナイト、ダクチリオセラスです。大きな個体の、中央付近を中心に保存されています。
ダクチリオセラスは、肋(ろく)のピッチが狭いことで知られています。名前はギリシャ語で「指」を意味する dactyl に由来します。色や管の細さが、まさに指に似ているかもしれませんね。
こちらのダクチリオセラスはドイツの標本ですが、ほとんどはヨーロッパ各地から採集されています。その中でも、ジュラ紀の地層に限定されており、地層の時代判定にも役立っています。ドイツ以外ではイギリス産も有名ですね。
こちらの標本は、西ドイツが存在していた頃(1990年以前)に採集されたことがわかっています。非常に古いものですが、安定した状態を保っており、アンティークのような味わいがあります。化石でありながら「アンティーク」という表現は少し不自然かもしれませんが…。
側面から撮影しました。左側には太い管が保存されています。母岩が良い味を出しており、まるでジオラマのような雰囲気があります。
本体の直径は約23ミリほどあります。ただ、この個体は実際にはかなり大きなもので、中央付近がメインで保存された状態だと思われます。23ミリというのは、中央付近の丸い部分の直径です。
100円玉との比較。ドイツ・シュライフハウゼンで採集された、ジュラ紀のアンモナイト、ダクチリオセラスの化石です。
価格:¥3,600
商品ID:an2549
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Schlaifhausen, Germany
サイズ:本体直径2.3cm 母岩含め全体6.6cm×3.7cm×厚2.5cm
商品説明:アンティークのような味わい、ドイツ・シュライフハウゼンで採集された、ジュラ紀のアンモナイト、ダクチリオセラス(Dactylioceras)の化石
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