こちらはドイツ産のジュラ紀の黄鉄鉱化したアンモナイトの化石です。
約1億9000万年前の地層から見つかった、こちらの標本は全体が黄鉄鉱で置換されています。これは死骸の一部が嫌気性のバクテリアによって分解され、生まれた硫黄が周囲の鉄と結びついて黄鉄鉱を生成し、結果として殻の本来の成分が徐々に入れ替わったものと考えられます。
肋(ろく)の凹凸が深い、力強い印象を受けるアンモナイトです。プレウロセラスと同定されています。
プレウロセラスは決してありふれたアンモナイトではなく、希少性があります。多くがドイツ産で凹凸が深い肋(ろく)が特徴的です。
両面ともに大部分が保存されています。
殻の表層には縫合線も保存されています。
黄鉄鉱は、ほぼ等量の鉄と硫黄が結合した化合物で、金属光沢があります。
殻の中央には節があり両面の肋(ろく)が結合しています。
直径最大部38ミリ。
100円玉との比較。ドイツのジュラ紀の地層から発見された黄鉄鉱アンモナイト、プレウロセラスです。
価格:
商品ID:an2354
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Buttenheim, Germany
サイズ:直径3.8cm 厚1.4cm
商品説明:希少!ドイツのジュラ紀の地層から発見された黄鉄鉱化アンモナイト、プレウロセラス(Pleuroceras)
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