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縦の条線がしっかり保存された、デルタの王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは白亜紀の北アフリカに君臨した巨大肉食恐竜、スピノサウルスの歯化石です。「棘トカゲ」の名が示す通り、背中に並ぶ大きな帆が最大の特徴。主に水辺に生息し、巨大な魚類を捕食していたと考えられています。
歯の形状は、獲物を切り裂くよりも、滑りやすい獲物を逃さず突き刺すことに適した「円錐形」。鋭く伸びたその姿は、当時の水辺を支配した捕食者の威厳を感じさせます。
※英語では Spinosaurus と表記し、発音は「スパイノソーラス(またはスパイノソアラス)」に近い響きになります。


ご覧のように非常に厚みのある化石です。表面にはスピノサウルス特有の「縦方向の条線(じょうせん)」がはっきりと確認できます。


産地であるモロッコのケムケム層は、かつて巨大な河川が網の目のように流れる湿地帯でした。そこにはシーラカンスの仲間など、現代では想像もつかないほど巨大な淡水魚がひしめき合っていました。そんな豊かな水域で食物連鎖の頂点に立っていたのが、この歯の主です。


スピノサウルスはかつて完全な陸生恐竜と考えられていましたが、近年の研究により、水中と陸上の両方で活動する「水陸両生」であったという説が有力視されています。現代のワニに近い生態だったのかもしれませんね。


わずかに湾曲したシルエットが、生物らしい有機的な美しさを引き立てます。スピノサウルスはワニに近い食性や形態を持っていたと言われ、この歯の形も現代のワニと驚くほど共通点があります。
このように、異なる系統の生物が似た環境に適応して似た姿に進化することを「収斂進化(しゅうれんしんか)」と呼びます。サメ(魚類)とイルカ(哺乳類)が共に流線型の体を持っているのもその代表例。この小さな化石から、進化の不思議をダイレクトに感じることができます。


表面を覆う濃いブラウンの部分はエナメル質です。歯の表面を保護する非常に硬い組織で、その硬さゆえに数千万年の時を経てもなお、こうして化石として残りやすいのです。


こちらは断面の様子です。中心部には、かつて神経や血管が通っていた「髄腔(ずいくう)」の痕跡が確認できます。ここを通じて栄養が供給され、象牙質が形成されていました。


外弧(ロングカーブ)計測で約36ミリです。


100円硬貨との比較です。特徴的な縦線がしっかり残された、スピノサウルスの歯化石です。


白亜紀の北アフリカのデルタ地域の食物連鎖の頂点捕食者、スピノサウルスの想像復元図です。

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価格

商品ID:di1827

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Morocco

サイズ:ロングカーブ計測3.6cm

商品説明:縦の条線がしっかり保存された、デルタの王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石

この商品は売却済みです。

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