

こちらは、かつて北アフリカの湿地帯に君臨した巨大肉食恐竜、スピノサウルスの歯化石です。中生代白亜紀前期〜中期(約1億〜9300万年前)という遥か昔の地層から発掘されました。「棘トカゲ」を意味するその名の通り、背中に大きな帆を持つ姿で知られ、近年の研究では半水生生活を送っていた可能性が高いと考えられています。

表面のエナメル質の質感がよく保存されていることがわかります。スピノサウルスの歯には縦方向に走る繊細な条線が見られることが多く、魚類など滑りやすい獲物を保持するのに適した形態と考えられています。

スピノサウルスの歯化石はご覧のように、円錐形をしています。ティラノサウルスのような「引きちぎる」ためのナイフ状の歯とは異なり、スピノサウルスの歯は「逃さない」ための形をしています。主に魚食性だったとされる彼らにとって、この円錐形の歯は、水中の獲物を確実にホールドするための優れた武器でした。

以前は陸生恐竜と考えられていましたが、近年の研究では半水生に適応した恐竜であった可能性が高いとされています。
現生のワニに近い生息スタイルだったのかもしれません。

断面はほぼ円形です。肉厚で中まで密度の高さを感じさせるこの構造が、獲物との激しい格闘にも耐えうる強度を支えていたと考えられます。

直線計測で約44ミリほどあります。

100円玉との比較。

ときに、水中を遊泳することもあったかもしれませんね。これは、その想像復元図です。


価格:
商品ID:di1795
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:直線計測4.4cm
商品説明:白亜紀の北アフリカの支配者、スピノサウルス(Spinosaurus)歯化石
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる