

こちらはティラノサウルス・レックスの椎骨(背骨)の化石です。背骨の正確な部位までは特定できませんが、棘突起(長く伸びた突起)の細長い形状から、頭部側に近い部分の椎骨であった可能性が高いと考えられます。
ご存知のように、ティラノサウルス・レックスは白亜紀最末期の北米に生息した史上最大級の肉食恐竜で、その骨格は世界中のコレクターから非常に高い人気を博しています。本標本は極めて保存状態が良好な椎骨で、棘突起の形状が明瞭に残されており、迫力ある外観を楽しむことができます。ぜひ貴殿のコレクションの中央に据えていただき、末永くご愛蔵ください。

最も残りやすい丸い椎体に加え、神経が通る穴まで明瞭に保存されている点にご注目ください。特に椎孔付近は、構造が繊細かつ複雑なため、化石として残りにくく、ここまで鮮明に保存されている例は大変貴重です。

神経が通る穴を保護するために発達した、非常に立派な棘突起です。この部位は堆積の過程で失われやすく、多くの標本では椎体のみが残ることがほとんどです。そのなかで、本来の形状をほぼ完全に残している本標本は、きわめて稀です。

やや後方から撮影した一枚です。棘突起が倒れている方向が尾側を示しています。このような椎骨が数十個も連なり、首から背、そして尾へとつながる長大な骨格を形成していました。

横突起へとつながっていた部分を撮影しました。横突起は、恐竜の体を動かす筋肉や靭帯を支え、効率的に力を生み出し、骨格を安定させるために発達した構造です。

正面(首側)から撮影した一枚です。神経が通る穴が明瞭に残り、椎体から上部の棘突起まで圧縮されることなく保存されています。さらに、こちらからも横突起が生えていた痕跡も確認できます。

他の骨と接する部分には、スポンジのような細かな構造が見られます。これにより力が分散され、関節部への負担をやわらげていた可能性があります。実際には椎間軟骨や靱帯といった軟らかい組織がクッションの役割を果たしていましたが、骨自体にもこのような工夫が備わっていた点は、興味深いですね。椎骨に限らず、指骨の骨端や受け側(関節窩)にも同様の構造が見られます。

ここまで突起類が明瞭に残されたティラノサウルス・レックスの椎骨は、ほとんど見ることができません。弊社でも初めての取り扱いとなります。サイズ的には、これでもまだ幼体であったと考えられます。

背骨の中央付近では棘突起の幅がさらに広くなる傾向があるため、本標本はやや頭部寄りの椎骨であった可能性が高いと考えられます。

左右の幅は約7センチ、高さは約13センチほどあります。

100円硬貨との比較写真です。椎骨や棘突起などがほぼ完璧な状態で保存されており、横突起の起点部分の痕跡も明瞭に確認できます。本標本は、北米モンタナ州ヘルクリーク累層から発見されたティラノサウルスの極めて希少な部位の化石です。

恐竜の王様、ティラノサウルス・レックスの復元イラストです。




価格:
商品ID:di1727
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:米国ヘルクリーク累層
サイズ:7.1cm×4.3cm×高13.6cm
商品説明:至高の一点!複雑で繊細な形態をそのまま残した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)幼体の椎骨化石です。Hell Creek Formation, Montana, U.S.A.
この商品は売却済みです。
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