こちらは、ジュラ紀後期(約1億6700万年前~1億6100万年前)に生息していた肉食恐竜、アフロヴェナトルの歯の化石です。この歯化石は100%ナチュラルであることが確認された、非常に希少な標本です。
アフロヴェナトルの標本は、西アフリカ・ニジェールのティウラレン層やイールハゼルⅡ層など、限られた地層からしか採集されないため、極めて入手困難です。
本標本はロングカーブ計測で88ミリに達し、アフロヴェナトルの歯化石としては最大級クラスと推定されます。
少なくとも弊社で取り扱った同属の歯化石の中では最大サイズです。
こちらの歯化石はナチュラルであることが確認済みの珍しいもので、表面には、自然な風合いが残されています。縦横に走る黒いラインは、「リーチング痕(leaching marks)」と呼ばれるもので、堆積過程において植物の根などが干渉した痕跡(ナチュラルな証拠)と考えられています。
手のひらと比べると、その存在感と迫力がはっきりと伝わるはずです。厚みも十分にあるため、全体のボリュームも見事です。
アフロヴェナトルは、アフリカ大陸の限られた地域でのみ化石が発見されている、メガロサウルス科に属する大型肉食恐竜で、その地域の食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられています。
化石の発見数は非常に少なく、現在知られている模式標本は、1体分の骨格のみ(それも部分的)です。頭骨の上部は失われていますが、背骨、前脚、骨盤、後脚などが部分的に発見されており、アメリカ・シカゴ大学に保管されています。
歯の化石も時折発見されますが、前述の通り、他の大型獣脚類恐竜と比べて非常に少なく、レアです。
表面には、ナチュラルな歯化石に特有の、エナメル質の緻密なパターンが観察されます。
この歯化石は、全体的にボリュームがありますが、特に根元部分の厚みは特筆に値します。
裏面の様子です。歯冠を覆う表層組織であるエナメル質は、全体的によく保存されています。特にミドルセクションにはしっかりとした厚みがあり、非常に力強い印象を受けます。
アフロヴェナトルという属名は、ラテン語の「アフリカ」と「狩人」に由来し、「アフリカのハンター」という意味を持ちます。アフロヴェナトルの化石は、ティウラレン層とイールハゼルⅡ層でしか発見されていませんが、こちらの標本はイールハゼルⅡ層から採取されたものです。今後、新たな化石が発見されることで、より詳細な姿が明らかになることが期待されています。
現在判明している情報によると、アフロヴェナトルの全長は最大で約8メートル、体重は約1トンと推定されています。また、腰の高さは約1.9メートルと見積もられています。比較的スラリとした体型で、俊敏そうな印象を与えます。
アフロヴェナトルは、肉食恐竜の中でも比較的古いグループであるメガロサウルス科に属し、スピノサウルス科と姉妹関係にあるグループと考えられています。さらに、メガロサウルス科のなかでも独自の枝であるアフロヴェナトル亜科に位置付けられていますが、研究者の間では異なる見解も存在しており、新しい化石の発見や解析手法の進歩によって分類が変わる可能性もあります。今後の研究の進展が非常に楽しみな恐竜です。
産地の特殊性もあり、他のどんな歯化石にも似ていない、独特の色合いや風合いを持っています。
根元から撮影しました。この厚みに驚かれる方も多いのではないでしょうか。極厚の歯根が作り出す全体のシルエットは、どの角度から見ても迫力満点です。周長はなんと88ミリもあり、「極太」と評して間違いない歯化石です。
写真の下辺(ロングカーブ)に沿っても88ミリ(周長と同じ)あります。
100円玉と並べた比較写真です。属としての希少性、長さ、厚み、そしてナチュラルさなど、さまざまな魅力を兼ね備えた、アフロヴェナトルの歯化石です。コレクターの所有欲を満たしてくれる、極めて希少な標本です。
価格:¥268,000
商品ID:di1689
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Elrhaz Formation, Agadez, Niger
サイズ:ロングカーブ計測8.8cm 周長8.8cm
商品説明:入手困難品、これぞ掘り出し物!属としての希少性、長さ、厚み、ナチュラルさ・・・多くの要素を兼ね備えた、アフロヴェナトル(Afrovenator)の巨大な歯の化石。コレクターの所有欲を満たす希少品__kaigyou__
このウィンドウを閉じる