

こちらはモロッコの白亜紀後期の地層(ケムケム層)から見つかったアベリサウルス科の歯化石です。アベリサウルス科の恐竜の起源は、アルゼンチンのジュラ紀の地層から発見されたエオアベリサウルス・メフィであると考えられています。これらの恐竜は主にゴンドワナ大陸の南部に生息しており、白亜紀に分離する過程で南米大陸とアフリカ大陸に分かれ、どちらの大陸でも、アベリサウルス科の恐竜は独自の進化を遂げました。こちらの化石はアフリカ側のアベリサウルス科の恐竜の歯化石です。

この鋭いセレーション(ギザギザ)を持つアベリサウルス科の恐竜は、成長すると数メートルのかなり大きな体躯を持ち、積極的に獲物を狩ったと考えられています。

特にインナー側のセレーションの鋭さが印象的です。

全形がよく保存されており、厚みもあります。

両面ともにエナメル質が保存されており、状態も良好です。

先端をアップで撮影しました。ナチュラルなセレーションがしっかりと保存されており、エナメル質の濃淡もナチュラルで美しいです。ぜひ3~4倍のルーペを使って御覧ください。

根本から撮影。内部は一部方解石化しています。この地域の化石によく見られる特徴です。

ロングカーブ計測26ミリほどあります。

100円玉との比較。モロッコのケムケム層から発見、採集されたアベリサウルス科の恐竜の歯化石です。


価格:¥24,000
商品ID:di1659
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Kem Kem basin, Morocco
サイズ:ロングカーブ計測2.6cm
商品説明:保存状態良好&ナチュラル!モロッコのケムケム層から発見、採集されたアベリサウルス科(Abelisauridae)の恐竜の歯化石の歯化石
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