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約5億年前・カンブリア紀の定番三葉虫、米国ユタ州産エルラシア・キンギ(Elrathia kingii)……自由頬が残存した大きめ個体/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、約5億年前の古生代カンブリア紀に生きていた三葉虫、エルラシア・キンギです。産地は米国ユタ州Millard County。斜めからのアップで、胸部の細かな節と中央の軸部がよく見えます。エルラシアは、教科書にも掲載されるほどよく知られた三葉虫ですが、よく見ると“定番”で終わらない観察点の多い化石です。


頭部を正面寄りに観察できる写真です。中央のふくらみは頭部の軸にあたる部分で、その左右に頬部が広がります。三葉虫では脱皮や保存の過程で自由頬が外れやすく、本標本のように残っている個体は多くありません。頭部の保存を確認するうえで、見逃せないポイントです。


本体の直線距離は約2.6cm、母岩を含めた全体は約7cm×4cm。エルラシア・キンギとしては比較的大きめの個体です。カンブリア紀は生物の種類が大きく多様化した時代で、三葉虫もその代表格。約5億年前の海の生物相を、手のひらサイズで観察できる標本です。


裏面の写真です。産地であるミラード郡のHouse Range周辺は、米国ユタ州でもっとも有名な三葉虫産地のひとつ。特にWheeler Shaleは中期カンブリア紀の地層で、エルラシア・キンギを含む三葉虫を多産します。裏面からは、薄い板状の母岩の状態も確認できます。


側面から見ると、母岩の厚みと本体の盛り上がりが分かります。全体の厚みは約1.2cmで、薄い板状の母岩に三葉虫が浮き出すように残されています。エルラシア・キンギは平板な印象を持たれやすい種ですが、こうして見ると、ほどよい立体感も確認できます。側面から本体の起伏を観察できる点も、本標本の見どころです。


母岩を含めた横幅が約7cm。展示ケースやデスク上にも置きやすいサイズです。


100円硬貨との比較です。エルラシア・キンギは、もっとも有名な三葉虫のひとつで、まさに“定番”と呼べる存在です。状態の良い標本が比較的多く知られる背景には、低酸素環境で保存されたことが関係するとされています。研究では、E. kingiiは無酸素水塊の縁、つまり酸素が少ない境界域に生息していたという説があります。低酸素環境は生物には厳しい一方、死後に分解や攪乱を受けにくく、化石として残りやすい条件にもなりました。


こちらは最古級の三葉虫の一つ、エルラシア・キンギの想像復元図です。

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価格

商品ID:tr1403

時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)

産地:Millard County, Utah, U.S.A.

サイズ:本体直線距離2.6cm 母岩含め全体7cm×4cm×厚1.2cm

商品説明:約5億年前・カンブリア紀の定番三葉虫、米国ユタ州産エルラシア・キンギ(Elrathia kingii)……自由頬が残存した大きめ個体

この商品は売却済みです。

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